距骨骨折

距骨骨折とは?

距骨(きょこつ)は、足首の部分にあるとても大切な骨です。この骨は、歩くときや走るときに体重を支える役割をしています。距骨がしっかりしているおかげで、スムーズに歩いたりジャンプしたりできます。
しかし、この距骨は強い衝撃を受けると骨折することがあります。たとえば、交通事故で足に強い力がかかったり、高いところから落ちてしまったときなどです。距骨が折れてしまうと、足首の痛みに伴い、歩行困難になります。また、足への荷重も難しくなります。
距骨骨折は、足首の中でも大事な部分が壊れてしまうため、しっかり治療を受けることが大切です。早めに当院にご相談ください。
距骨骨折の症状と診断方法

距骨が骨折すると、足首や足全体に強い痛みを感じることが多いです。また、足が腫れてしまい、歩くことが困難になります。さらに、内出血によって足首が青紫色に変わることもあります。
当院では、主に触診などで確認します。必要があれば、整形外科や病院を紹介する事も可能です。病院では主に画像診断を行います。距骨は歩行に重要な役割を果たしているため、正確な診断や確認が必要です。
距骨骨折の治療について

距骨骨折の治療は、骨が正しく治るように固定することが大切になります。ギプスを用いて固定を行います。
距骨骨折は、放置すると足首が変形したり、歩行に支障が出ることがあります。そのため、正しく固定する必要があります。
また、骨がしっかりとくっつくまでの間、動かせる部位のリハビリや、治癒を早める治療を行っていきます。また、ギプスの状態も確認し、サポートしていきます。
治療中は、足に負担をかけないように注意が必要です。無理に歩いたり、動かしたりすると、治りが遅くなるだけでなく、さらに悪化してしまう可能性があります。松葉杖もございますのでご安心ください。また、使い方に関しても1からしっかりと指導致します。
治療後のリハビリ
距骨が完全に治った後も、リハビリがとても重要です。骨がくっついても、筋肉が弱くなっていたり、足首の可動域が低下し、固まっていることが多いです。リハビリを通じて、足首の動きを元に戻し、筋力を取り戻すことが大切になります。
当院では、足首を正しく動かすための運動や、筋力を強化するトレーニングを指導致します。症状や骨の治癒度合いを確認しながら無理なくリハビリを進めていきます。
リハビリをしっかり行うことで、将来的に再びケガをするリスクを減らすことができます。また、歩行や日常生活での動きがスムーズになるため、生活の質も向上します。
お困りの際は当院にご相談ください。