突き指(掌側板損傷)

【突き指とは】

・指の関節に強い外力が加わり起きる怪我です。例えば、ボールをキャッチしようとして指が無理な方向に曲がると、突き指になることが多いです。このとき、指の関節の一部である掌側板という部分が損傷を受ける症例も少なくありません。
突き指(掌側板損傷)の症状
【主な症状の説明】

・突き指の主な症状には、指の痛みや腫れがあります。指を動かすと痛みの症状が強くなることもあります。また、指が曲がったまま戻らなかったり、指の変形が出てしまう症例もあり、指の変形が残る場合だと掌側板の損傷によることがあります。
【痛みの程度と影響】

・突き指の痛みの程度は、怪我の重症度により異なります。軽い突き指の場合、少しの痛みや腫れ程度で済むことが多いですが、重症度の高い場合、強い痛みに加え靭帯の損傷や骨折を併発してしまう場合があります。
【予防のポイント】
・突き指を予防するためには、いくつかのポイントがあります。まず、スポーツ等する前にしっかりとしたウォーミングアップをすることが大切です。また、指を保護するためにテーピングやプロテクターを使用することも効果的です。日常生活でも、無理な動きを避けるように心がけることが重要です。
突き指(掌側板損傷)の治療法
【初期対応と治療】
・突き指をした場合、まずは冷やすことが大切です。氷を使って患部を冷やすことで、腫れを抑えることができます。また、指を動かさないように固定することも重要です。応急処置をした後は、できるだけ早く専門家に相談しましょう。