頸肩腕症候群
頸肩腕症候群とは?
頸肩腕症候群とは首(頸部)から肩・腕・背部などにかけての痛み・異常感覚(しびれ感など)を訴える全ての症例を含みますが、それらの明確な原因が特定できないものを頸肩腕症候群と呼びます。
パソコン作業で発症することが多いため「パソコン症候群」とも呼ばれています。
頸肩腕症候群の症状
肩こりや背中の張り、腕や指先が痺れたり脱力感を感じることがあります。
血管を圧迫してしまうため、腕や手が冷たくなったりします。
頸肩腕症候群の原因
長時間の不良姿勢が原因となることが多く、スマートフォンの使用やデスクワークをしたりすると首周りの筋肉が緊張し痛みや痺れが出ます。
デスクワークだけでなく運動中でも症状がでることがあります。ランニングや自転車などでの前傾姿勢も原因のひとつです。
首周りの筋緊張が強くなることで姿勢が崩れ頸肩腕症候群を引き起こすと考えられており、姿勢が崩れた状態でそのまま日常生活を送ると、筋肉はさらに緊張してしまいます。
首のストレートネックなどの変形があるとより症状が出やすくなります。
頸肩腕症候群を放っておくとどうなる?
不良姿勢が続いたりしている時に症状を放置してしまうと常に現れてしまうかもしれません。
痺れだけでなく筋力低下も起こしてしまい日常生活に支障をきたします。
症状が深刻化すると最悪の場合手術になります。