寝違え
寝違えの症状とは?
首を動かすと「筋違い」のような鈍い痛みが首や肩にかけて生じるのが寝違えの特徴的な症状です。決まった方向を向くときに痛みが強くなり、首を傾けるような姿勢になります。通常は首から肩にかけての痛みは数日以内に治まりますが、重度な寝違えの場合には、安静時でも首が痛んだり、腕や肩が重苦しくなったり、しびれを生じたりすることがあります。
寝違えを放置するとどのようなリスクがあるか
首の痛みで整形外科を受診すると、レントゲンやCT,MRI検査を受けますが、「寝違え」では画像検査で異常が見られることはほとんどありません。だからと言って放置しておくと慢性的な肩こりや頭痛・めまい手指の痺れなどの症状がでる事もあります。
頸椎ヘルニアや脊髄症などの病気が隠れていたり、内臓の疲れや痛みが原因で睡眠姿勢が偏り寝違えてしまう事もあります(左側:胃や膵臓、右側:肝臓)。長く症状が続くときや頻繁に寝違えを生じる場合には注意が必要です。
自己判断には注意が必要です!
「寝違え」てすぐにマッサージやストレッチをするのは禁物です。かえって症状を悪化させてしまう症例が多くみられます。「寝違え」かな?と思ったら”患部には触らずに当院へお越しください。